概要作成ガイドライン¶
論文概要(アブストラクト)は、研究内容を正確に伝えるための公的な文書である。 内容以前に「フォーマットが守られているか」が評価の最低条件となる。 以下のルールを厳守して作成すること。
1. フォントと段落の基本設定¶
見た目の統一感を保つため、Wordの標準機能を活用すること。
フォントの使い分け
- 章と節タイトル: MS ゴシック
- 本文(日本語): MS 明朝
- 英数字: Times New Roman
- サイズ: 本文は 10.5pt または 11pt
段落とインデント
- 字下げ: 新しい段落の1行目は必ず「1文字」空ける。スペースキーで空けるのではなく、以下の設定を行う。
- Word設定: [右クリック] > [段落] > [インデントと行間隔] タブ > [最初の行] を 「字下げ」、幅を 「1文字」 に設定。
- 両端揃え: 文末がガタガタにならないよう、必ず「両端揃え」に設定する。
- Word設定: [ホーム] タブ > 段落グループの [両端揃え] を選択。
- 数値と英単語: 全角(123)ではなく、必ず 半角(123) を使用する。
2. 図表の配置とタイトル¶
図と表では、タイトルの位置が逆になる。非常に間違いやすいポイントなので注意すること。
図 (Figure)
- 位置: 本文中でその図に初めて言及した直後の位置。
- タイトル: 「図の下」 に配置する。(例:図1 〇〇の実験装置)
- 対象: グラフ、写真、イラスト、フローチャートなど。
表 (Table)
- 位置: 本文中でその表に初めて言及した直後の位置。
- タイトル: 「表の上」 に配置する。(例:表1 測定結果の比較)
- 対象: 数値の羅列、テキストによる比較表など。
- 共通ルール: 本文中で必ず一度は言及すること(例:「~の結果を図1に示す。」)。図表番号は「図1」「表1」のように通し番号を振る。
3. 文献の引用と参考文献リスト¶
「参考文献」は、本文中で参照した文献のリストである。読者がその文献に辿り着ける情報を網羅する必要がある。
- 対応の原則: 参考文献リストに記載した文献は、必ず本文中で引用されていなければならない。逆に、本文で引用していない文献をリストに載せてはならない。
- 本文中での引用: 文中の該当箇所に [1] や (著者名, 西暦) などの形式で明記する。
- 参考文献の書き方: 別資料「参考文献の書き方」のルールに従うこと。 ※ Webサイトの安易な引用は避け、可能な限り一次資料(論文や書籍)を当たる。
4. その他¶
- 「だ・である」調の徹底: 「です」「ます」調や体言止めを混ぜない。
- 句読点: 句読点は「,.」か「、。」のどちらでもよいが、一つの文書内でどちらかに統一すること。
- 数字の半角と全角: 数値や英単語は、必ず 「半角」 で統一する(例:100人「×」を100人「〇」に修正する)。
- ページ番号: 下部中央または右下に必ず挿入する([挿入] タブ > [ページ番号])。
5. 添削内容の確認¶
添削(変更履歴とコメント)の確認方法は、別資料「添削についてのルール」を参照のこと。